先日、犬山市にある日本ゲーム博物館に行って来ました。
すみません、当日はけっこうな雨で、急いで写真撮ったら、思いっきり看板が見切れました。
※ちょっと前の話になるので、現在稼働してないゲームもあるかもしれません。ご了承のほどを
受付のチケット販売機で3時間のチケットを買い、まずは入って左側にあるメインコーナーへ。
入って最初にあるのが、みなさんご存知スペースインベーダー(タイトー/1978)
テーブル筐体にセロハン貼ってあるいかにもレトロな感じ。
ファミコンを始めとしていろんな機種でプレイしてるし、これはまあ、プレイしなくていいかなあと振り向くと。
beatmania THE FINAL(コナミ/2002)
これもまあ散々プレイしたゲームではあるんだけど、思い入れもあるし、5鍵のbeatmaniaはそうそう見かけない(名古屋だと金山のコムテックスクウェアにありますが)のでさっそくプレイ。「super highway」とか懐かしいなー。
しかし、インベーダーからbeatmaniaのこの数十センチの隙間だけで24年の隔たりがあるとは……
ピンボールは主に別コーナーにありますが、この部屋にも何台かあります。
こちらはStar Wars Episode I(Williams/1999)
ホログラムっぽく投影されている画面がめちゃめちゃカッチョ良いです。
Last Action Hero(Data East/1993)
映画自体は結構コケてた印象のラスト・アクション・ヒーロー。今は亡きデータイーストの作品。
筐体が重低音でドコドコ揺れます。プレイしていて気持ちいい。おすすめ。
Terminator 2: Judgment Day(Williams/1991)
シュワルツェネッガーつながりで並べてあるのか、ターミネーター2。
左上のエンドスケルトンが印象的。
レース/ドライブゲームもあります。
こちらはレイブレーサー(ナムコ/1995)
Euphoria最高。Teknoperaも良いです。ゲーム自体より曲の方への思い入れが強い(汗
反力って言うんでしたっけ、カーブでハンドルにかかる力も心地よいです。
アウトラン(セガ/1986)
実は体感ゲーム(稼働筐体)のゲームをプレイしたのはこれが初だったり。筐体の稼動音が涙モノ。
MAGICAL SOUND SHOWER、SPLASH WAVE、PASSING BREEZEでそれぞれ一回ずつプレイしました。曲がループ入る前にゲームオーバーになるわけですが。
アウトランの筐体の向こうにちょこっと見えてるのはラッドモビール(セガ/1991)
地味にソニック・ザ・ヘッジホッグのソニックが初めてゲーセンの画面にお目見えしたゲームとして有名(一部で)。
写真には撮ってないけど、バーチャロン(セガ/1995)や、ハングオン(セガ/1985)もありました。
更に時代がさかのぼって、ポールポジションII(ナムコ/1983)
ゲーム自体よりも、「予選スタートです」の音声の方が有名かもしれません。敵車に接触すると、お前ニトロでも積んでるのか、という勢いで大爆発します。
無効に見えてる筐体はチェイスH.Q.(タイトー/1988)。これも「ナンシーより緊急連絡」の音声が有名ですね。
再びピンボール。World Cup Soccer(Midway/1994)と、Star Wars(Data East/1992)
確か、この2台は写真撮っただけでプレイしてなかったんじゃなかったかな。スターウォーズの方はスタートボタンが効かなかったかなんかで。
なにしろプレイしたいゲームが山盛りありましたので、ちょっとアレ?って思ったりするとすぐ次のゲームに行ってしまうわけです。
Super Mario Bros. Mushroom World(Gottlieb/1992)
こんなデザインだし、マリオだし、筐体もちっさめだし、どう見ても子供向けに見えるんですが、これがまさかの鬼畜難易度。
筐体小さかろうがピンボールの玉の大きさは同じですし、物理法則はそのまんまなわけで、ものすごい勢いでボールが落下します。下手するとゲームオーバーまで1分かからない勢い。
このゲームでピンボールを始めた子はピンボール嫌いになるんじゃないかといらん不安を覚えました……
SEGA GRAND PRIX(セガ/1969)
俺より年上です、このゲーム。
ブラウン管とか液晶ではなくて、幻灯機のように映し出してるタイプのゲームです。超アナログ。敵車に当たった時の「コー!」って音がめっちゃ怖い。
日本ゲーム博物館の中の方がYouTubeに動画を上げているので、詳しくはそちらで→1969 セガ グランプリ 完璧プレイ
電磁マシマシで佐野電磁さんが「ハンドルの真ん中にあるセガの旧ロゴを見るだけでも日本ゲーム博物館に行く価値がある!」と仰ってたのはこのゲームのことです。
このあたりは確か展示品。
Sea Raider(Midway/1969)
SUPER ROAD7(タイトー)
ここらへんの写真は確か2階のトイレの前に山積みされてたやつ。
当然プレイはできませんでしたが、このへんの写真撮ってる人もそうそういないだろうと思いましたので一応。
続いてはフライトシミュレーション系のゲーム。
Landing High Japan(タイトー/1999)
すんごいムズいですこれ。
同じくタイトーから。
LANDING GEAR(タイトー/1996)
これはプレイしなかったような。
これもタイトーかと思ってプレイしてたんですが、違いました。セガでした。
AIRLINE PILOTS(セガ/1999)
イージーモードは用意されてますが、それでもやっぱりムズいです。
パワーショベルに乗ろう!!(タイトー/1999)
コマツの協力で本物のパワーショベルと同じ操作系で遊べる(多分世界唯一の)パワーショベルシミュレーションゲーム。
「辛口!」とか指定されたカレーをベルトコンベアで運ばれてきたでっかいご飯の上にぶっかけたり、廃屋をぶっ壊したりもできるナイスバカゲーです。ムズいけど。
今Wikipediaで見たらこの操作系はJIS方式らしい。マジですか。
あと写真撮り忘れましたが、プロップサイクル(ナムコ/1996)もありました。自転車で空を飛べるという、夢の様なゲームです。
ここまで書いてきて思ったんだけど、ホントこの分野はセガ・タイトー・ナムコが強いですね。
んで、いよいよ満を持して別室のピンボールルームへ。
入って右側はこんな感じ。
右側以外の全体像の写真がないのは、これ以降はプレイに夢中になってたからです。
ちなみに節電中ということで、プレイしていないピンボールは電源が入ってません。全部の筐体に電源が入ってるキラビヤカな状態を体感してみたかった気もしますが、ピンボール筐体の起動画面が見られるのも、それはそれでまた良し。
The Addams Family(Midway/1992)
盤面の下から磁石でボールの角度をあらぬ方向に変えられたり、テーマ曲に合わせてフリッパーがパカパカ動いだり、ギミックが多くて楽しい1台。10年ぶりくらいで遊んだらやっぱりおもしろい。
そういえば映画版アダムスファミリーのDVDの再販(&BDの発売)が決まった。めでたい。あの映画大好きなんだけど、DVDの値段が2万円以上とかアホみたいに上がってたから買えなかったんだ。
ありがてぇありがてぇ。
Attack from Mars(Midway/1995)
マーズ・アタック!にあらず。
今回、一番楽しかったのがこのピンボール。写真ではうまく写ってませんが、赤と緑の光がいかがわしげな雰囲気というか、B級SF臭さがたまりません。
メインになる真ん中のUFO破壊もものすごい分かりやすさ。最高。
Teenage Mutant Ninja Turtles(Data East/1991)
おなじみのテーマ曲と「ニンジャ!ニンジャ!」のかけ声が楽しい1台。
Guns N' Roses(Data East/1994)
ゲーム始めたら、なんか安いラジカセから鳴ってるような薄っぺらい感じの音楽が聴こえてきて、えーガンズってこんなしょっぱい曲だったっけ?……とか思ってたら、4小節目あたりから筐体全体がドゴドゴ重低音で揺れ始めましたよ!カッチョ良い!
まるでダライアス筐体のボディソニックのようです。
Creature from the Black Lagoon(Midway/1992)
この台、あまり記憶にありません。写真もピンぼけっすな……
The Flintstones(Williams/1994)
映画コケてたよなぁ……と思って検索してみたら、意外と興行収入は良かったらしいフリントストーンのピンボール。
あんまり記憶に残んなかった。
バックグラス右上に写ってる非常口のマークはこのゲームのものではありません(見りゃ分かる)。
COUNT-DOWN(Gottlieb/1979)
いかにも昔のピンボールらしいピンボールです。音もいかにもコンピュータでございます、といった風情のピコピコ音。あんまり深く遊ぶ、という感じではないですが、一度話のタネにプレイしてみると良いかと。
ところでバックグラスの絵のおっさん、顔と手が縮尺あってなくないか。
Star Trek: The Next Generation(Williams/1993)
スタートした時にちゃんと「宇宙、それは人類最後のフロンティア」ってしゃべります(もちろん英語ですが)。
俺はスタートレックのシリーズ1話も見たことないんですが、すごい演出凝ってる、多分。
あと、この筐体とTwilight Zone(Midway/1993)は他の筐体に比べて音がデカかった。ゲームをプレイ中に携帯電話で音を録音してたんですが、自分がプレイしているゲームよりも、友人がプレイしているスタートレックとトワイライトゾーンの音の方がデカかったりするという。
The Getaway: High Speed II(Williams/1992)
今回プレイした中では2番目におもしろかったのがこれです。タイトルに偽りのないスピード感あふれる演出がたまんなくカッコいい。おすすめ。
Flash(Williams/1979)
いかにも昔っぽいピンボールその2。あんまり覚えてません……
No Fear: Dangerous Sports(Williams/1995)
なんかカッチョ良かった気がするんだけど、あまり印象に残ってない……イメージがGetawayとかぶってるのかも。
まあその、プレイした台数が多いと、どうしても一個一個の印象は薄まってしまうのは仕方ないということで。
ものすごく楽しく濃密な3時間でした。3時間の間、友人とほとんど会話らしい会話もせず、もくもくとゲームに熱中してました(対戦プレイぐらいしろよ俺ら)
なお、一緒に行った友人はピンボールをほとんどやったことがない人ですが、それでもスタートレックとトワイライトゾーンの2台は攻略したいと言っておりました。やはり実際にプレイすると色々違うようです。
というわけでまた明日行ってきます。今度は一日券で。