2008年02月19日

アンカーの引っこ抜き方

どちらかというとフェンダー派の私ですが、訳合ってチューンオーマチックやテールピースブリッジの構造を調べることに。

バラす上で一番面倒なのはテールピースやブリッジをギター本体に固定しているスタッド&アンカーを取り外すことです。
(念のため、ギターに埋まってるのがアンカーで、それにネジで止まってるのがスタッドです)

ギターを傷つけず、力もいらない抜き方は以下の通り。
まず用意するものから。
アンカー抜き 用意するもの
左っから

  1. 六角ボルト……スタッドと同じ太さ、同じピッチのものを選びましょう。で、ちょっと長めのやつ。私んのは長さ50mm、ピッチ1.25mm、太さ8mmでした。実際にスタッドを持っていって確認してから購入すると良いでしょう
  2. ワッシャー……外径は次に紹介する塩ビパイプより太く、内径は六角ボルトと同じ太さのものを選んでください。内径の合わないものしかなかった場合、外径の合ってるもの、内径のあってるものと二枚使ってなんとかしましょう
  3. 塩ビパイプ……ホームセンターの水道管のコーナーあたりに売ってます。外径は特に気にする必要はありませんが、内径は当然ですがアンカーよりも太いものを選んでください。そうでなければ使い物になりません
  4. レンチ(スパナ)……当然ですが、六角ボルトの頭に対応した太さのものを選んでください。六角穴ボルト×六角レンチでも構いません。ようするにボルトとレンチ(スパナ)の形状が合っていれば良いです。こんな時のためにモンキースパナの一本も持ってると良いかもしれません。俺はメガネレンチの方が回しやすくて好きですけどね


アンカー抜き1
はい、これがテールピースです。正確にはレスポールJr.用のブリッジ付テールピースですが。
つく づく 色々とネタにされるギターだなこれ)

アンカー抜き2
テールピースを外してスタッドを抜いたところ。で、スタッド持ってホームセンターへGO!

アンカー抜き3
まず、アンカーが埋まってる上に塩ビパイプを被せます。

アンカー抜き4
その上にワッシャーを乗せます。なんかのお呪いじみてきたな。

アンカー抜き5
ワッシャーの穴に六角ボルトを入れます。底に着いたら右回転してアンカーに差し込んでいきましょう。

アンカー抜き6
アンカーにボルトが刺さったのが分かったら、レンチかスパナでグルグルと締めていきましょう。

アンカー抜き7
ある程度締めると、抵抗感が無くなってきます。それがアンカーの抜けた証拠です。おめでとうございます。
もう一本も同じ様に引っこ抜きましょう。



簡単ですね。写真まで付けて解説する意味があったのかどうか。
それと、抜くのは簡単ですが、元々フラットなところに穴あけてアンカー打ち込む方がよっぽど難しいよなこれ。SGとか薄いボディ自作しようとしたら貫通しますぜマジで。
posted by ImpactDrill at 08/02/19 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器
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