2009年04月16日

スペイン産ゾンビ?なのか?これは?『●REC』

手持ちカメラゾンビ風ホラー映画。
ゾンビ「風」なのは、症状が狂犬病に似た、ウイルスによる伝染病なので。まあ『28日後…』ような設定ですね。
しかしこの映画の最大の特徴は、恐らくゾンビ映画至上最小ではないかというロケーションでしょう。アパート一軒。イントロでは外も出てきますが、1回アパートに入ったが最後、登場人物がアパートの外に出る事がありません。この閉塞感はぜひ映画館で味わうべきでした。ぬかったなあ。

この映画の怖さの内訳は、以前書いた恐怖の種類に従って分けてみると…… 霊的恐怖:0 物理恐怖:5 ビビらせ:4 絶望:2 グロ:3 ……といったところでしょうか。物理恐怖値が高いのは、まあ、襲われたら即死なので。ビビらせ要素も高いです。グロもちょっと有り。血がダクダクとか残酷な殺し方とかではなく、ケガ人の治療風景がすげえ痛そうだという。

手持ちカメラで撮っている事を除けば、ごく普通のそこらへんに転がっていそうなホラー映画です。しかし、終盤のこのカメラの使い方が実に上手い。
電気が消されて真っ暗→カメラのライトを付ける→何物かにライトを外されて暗転→ライトを付け直す→何物かにライトを破壊される→パニックに陥るも、暗視機能を使い敵の位置を把握
このように、心理的にも物理的にも追い込まれていく過程がメチャメチャ良いです。てか、怖かったです。心臓に悪いよ、この演出……もちろんこれはホラー映画に対しては最大級の褒め言葉です。

ビビらされて、怖がらされて、追い込まれて、ラストで全て終わり、明るいロックとBGMにスタッフロール。トラウマも感動も、心に何も残りません。
久々に怖がってみるか!と、お思いの方、時間も75分と短い割に濃縮された怖さ、オススメです。


タグ:ホラー B級
posted by ImpactDrill at 09/04/16 05:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映像
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