2009年04月16日

敢えて言おう、カスであると『L change the WorLd』

「人間は増えすぎて地球の生態系を破壊するので我々が人間狩りをするでゴブリン」
「人間は憎しみあったり戦争をしたりする愚かな生き物なので我輩が粛清してやるでゴザルよ、ニンニン」

……えっとー、大体こんなおはなしです。脚本を中学生に任せるとはまた大胆な手法を使ったものですねえ、えっ!'60年生まれ?マジですか?
國府田マリ子主演の『Looking For』の脚本もコヤツが手がけ……いえ、多くは申しません。死ねばいいのに。いやなんでも。
その厨房丸出し脚本を元に、映画を撮らざるを得なくなったカワイソウな監督は『女優霊』『リング』『仄暗い水の底から』など多くのホラー映画を手がけた中田秀夫。この人にも『リング2』という前科があるので、コイツが主犯って可能性もあります。まあ、とりあえず2人とも原作あまり読んで無さそうってのは良く分かったよ。

で、そのクソ以下の脚本から出来上がった物は当然の如くクソ映画であります。しかも無駄に2時間以上もある。苦痛。最後まで見たのは、見終わったらボロクソに書いてやろうという暗い執念に他なりません。
あと、ヒロインの福田麻由子すげえかわいい。ショート! 病弱! 不幸! 健気! イヤァァァホゥゥゥゥゥッッッッ!! あ、ちょっとこっちを蔑んだ感じの目で見てもらえますか?
しかしそんな高クオリティなヒロインでも止められないほど、映画は派手に崩壊していくのであった。

この話の何がクソかって、メインキャラがLじゃなくても全然構わないってとこだ。あくまで推測だが、小物のサスペンス映画を作ろうとしていたところに『デスノート』が大ヒット。じゃ、この映画の主人公をLにすげ替えてみよう! わぁい、おおもうけー!!……というタワケた流れで作られた映画なのではないか?
もしくは逆。こっちのパターンの方が罪が重い。Lを主人公にしてもう一儲けしましょう!→ストーリー? 適当な有り物でいいよ→クソ映画完成……という流れ。
んで、どちらにしても元は小物のサスペンスだったのが、Lのエピソードをあちこちに埋め込んだために129分という馬鹿げた上映時間になったんじゃないかと。この予想、そんなに外れてないと思うんだけどどうか?

ところが、見終わった後の感じ(「読後感」じゃないし、何て言うんだろう?)はそれほど悪いものでは無いんだ、不思議な事に。
キッチリ伏線を回収している事、それと劇場版『デスノート』には全く出てこなかった(原作ファンへのサービスとも言える)「ある要素」が多少なりとも入っているからなのだろう。ヒントは14。見た人なら分かるはず。

ところで南原って何のために出てきたの? あれを上映時間の長さを緩和させるためのコミックリリーフだと考えているのなら、大失敗だ。少なくとも私はイラついた。呆れて溜め息も出た。おいおい、この映画作ってる奴ってこれで客がウケると思ってんだぜ?
もっとも、このストーリーに不必要な物をどんどん削っていったら、Lもいらない方に分別されてしまうわけだが。

後は細かいツッコミというか、個人的な思い入れについて。Lはあんなキャラじゃねえよと、声を大にして言いたい。
おそらくLは独り言を言わないだろう。話しかける相手がいないのに言葉を発するのは無駄だから。Lは1人の場合、頭の中で全てを処理するはず。
しゃべり方もなんかなー、文節を変なところで切る、あんな喋り方をするだろうか。
子供相手にお菓子を適当に串に差した物を与えるシーン、これは多分正しい。しかし、ヒロイン(12歳だから子供なんだけど)相手に同じ事はしない。Lが奇行を行うのは相手の反応を調べる等、意味のある場合に限られる(イスの上でしゃがむ、猫背で歩く、については例外)。電車に乗った時に土足のまま座席に乗り、吊り革で遊ぶ事も無い。あんな無粋でアホな事はしないだろう。
無駄なオーバーアクションもないな。腕と手を動かさず肩を動かすだけで、人差し指2本でのキーボード入力……Lがこんな事するか? タイプしている事を気付かせないくらいの静かなタッチタイプをすると思うんだが。
当然メイドカフェにも行かないw あれ考えた奴はデスノート13巻全て音読の刑に処す。

共に一番好きなキャラはLだという、大場・小畑両氏にあのLはどうなのか、本音を聞いて見たいものだ。


ここでひとつ予想をしておこう。多分旬を過ぎたからもうやらないと思うが、次にスピンオフをやるとしたら南空ナオミがメインで『ロサンゼルスBB連続殺人事件』をやる。やるとしたらL役は別の役者を使う。西尾維新の小説版を読んだ人は意味が分かるはずだ。


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posted by ImpactDrill at 09/04/16 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映像
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