2009年04月14日

やっぱりクズ『バトルフィールド TOKYO』

朝っぱらからクズ映画など見ると、やっぱりキツいということが分かった。

バトルフィールド TOKYO
どう考えても大抵の人はスルー対象にするであろう、志の低いタイトルは日本で付けられたもの(原題は『MONSTER』と恐ろしくヒネリが無いのだが)である、というフォローを一応しておこうと思う。製作されたのも2007年なので、邦題の元ネタより一年早いのである。ビックリですね。
しかし『クローバーフィールド/HAKAISHA』のヒットが無ければ間違いなく輸入されなかったであろう事、輸入してるのがアルバトロス・フィルムである事、という2点でこの淡いフォローも水の泡なのだが。

あらすじ:アメリカ在住のサラ・リンチ、エリン・リンチ姉妹が不必要なまでにビデオカメラで色々撮りながら、日本で『クローバーフィールド』ごっこに興じる(おしまい)

まず映画のイントロで驚かされるのが、事件のあった日が1月17日で、最初は地震だと思われたと言う点だ。よりによってその日を選んで日本人の神経を逆撫でする必要がどこにあるのか。
例えば日本の怪獣映画とかで「20XX年9月11日、ニューヨークに大規模なテロが発生。しかし、当初テロだと思われたこの事件は大怪獣ガジラ(仮)によって引き起こされたものであった!」……とかそういうストーリーは作らないでしょう? なんだかなあ。

んで、邦題にある通りに舞台は東京のはずなんだけど、出てくる奴出てくる奴、みんな日本語がヘタクソなんだよこれが。英語の発音の方が良かったりする。
片言の日本語で日本人同士が会話している様は、もう笑うしか無いんだけど、笑うに笑えないという。

この手のクズ映画にしては珍しく、字幕だけではなく吹替も付いてるんだけど…
「日本語は分かりません!」「私は英語しか喋れないんです!」「誰か英語を話せる人はいませんか!?」
…というような、元は英語であるセリフを流暢な日本語で喋られてしまい、「このセリフは元々は英語で、返答は元は日本語で……」といらん苦労を背負う羽目になります。そこまでして見る価値も無ぇのに。

出てくる怪獣は、うーん、巨大なイカかタコを逆さにして足だけ地上に出した感じですかね? 最初、ゴジラの尻尾みたいなのが暴れてるのかと思ったら、正体は触手の群れだかゲソだかタコ足だかトレマーズだか良く分からんシロモノ。
これは『クローバー〜』やハリウッド版ゴジラなんかもそうなんだけど、本当にアチラのデザイナーは怪獣が分かってねえな。とりあえずなんでも巨大にすりゃいいと思ってんだろう。『クローバー〜』のアレは何を巨大にしたのか良く分からんのですが(ぉ

これから見ようって人がそれほどいるとは思えないんでラストまで書いちゃいますが、この怪獣倒せません。超尻切れ。
アメリカ軍(何故か自衛隊ではない)が東京全体を爆撃するらしい、という話が出てどかーんと爆発発生、姉妹のかたっぽが吹っ飛んで生きてんだか死んでんだか良く分からない、てなところで唐突に画面は暗転。後は文字だけでどうなったかを説明。なにこれ?
まあ、ビデオカメラが壊れたとかバッテリーが切れたとか言う事を示しているんだとは思いますが、どっちかというと、ここいらへんで監督が飽きたとか脚本家が寝ちまったとか予算が尽きたとかの方が、まだ納得できます。
あと、尻切れって書きましたが、グタグダ〜と続きそうなところで唐突に終わってくれたので、ちょっとホッとしました

<教訓>ヒットした作品より先に画期的な事をしていたとしても、面白いとは限らない(例外:ジャージー・デビル・プロジェクト(原題:The Last Broadcast))
もっとも、擬似ドキュメンタリー風なんてそれこそ『ブレア・ウィッチ』や『食人族』にまでさかのぼるので、この映画がそこまで画期的かというとそんな訳でもない。

予想通りのクズっぷりにある意味満足(ぉ


タグ:怪獣
posted by ImpactDrill at 09/04/14 11:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映像
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