2008年11月24日

ギターの木材 ネック編

※指板の調査中に力尽きました。いずれ補完はする予定ですが、このまま力尽きっ放しの可能性もあります
内容については、私がネットで適当に調べただけなので、信用し過ぎないで下さい。保証とか出来ないです



♪色んなギターが色々ある、でもアッシュじゃないとダメよー!
 アガチスボディじゃドカンとこなーい! アッシュじゃないとダメよー!
(MOONRIDERS「冷えたビールがないなんて」改変)

はい、またも誰にも分かんねえんじゃないかという替え歌から開始でございます。
ちなみに私のウチにはアッシュやアガチスのボディのギターはねえので歌詞は適当です。
ウチにあるのはバスウッド(テレキャス)と桐(テレキャスコピー)とホワイトウッド(ストラトコピーとテレキャスコピー)、あと、多分マホガニー(レスポールコピー)、後は謎(PhotogenicにSelderに謎の店にTeisco)。

さて、木材以外にもギター素材として使われる物は結構増えてきました。
まず樹脂系はスタインバーガーを始めとして、かなりメジャーですね。その他、タルボはアルミ製のギターを作ってますし、意外と各社が出しているのがアクリル製のギターです。FERNANDESはhideモデルとしてアクリル製モッキンバードを出していますし、安ギターで有名なPhotogenicもアクリル製ストラトキャスター・モデルを出しています(まあ、どちらもクソ重たいそうですが)。

しかし、やはりエレキギターのメイン素材といえば木材。そんなわけで、ちょいとエレキギターに使われている木材について調べてみました。
あ、音については聞き比べとかしたことないんで、全て聞きかじりです。信用しないように。


まずはネックから行きましょう。基本、メイプル、マホガニーの2種類です。

メイプル

日本で言うところのモミジ・カエデですが、実は植物の分類上モミジとカエデに区別はありません。というか、カエデ科の中にモミジと名の付く種(イロハモミジなど)があるだけで、「モミジ」とは秋に様々な落葉樹が紅や黄色に染まる現象の事……だそうですよ(ぉ
一応、五つ葉のものをモミジ、三つ葉とそれ以外のものをカエデと呼ぶ風習があるとか。
「カエデ」の名前の由来は葉の形状「かえるで(カエルの手)」に似ているところから来ています。

種類は大きく分けてハードメイプル・ソフトメイプル。これは木自体の名前ではなく、用途や特徴によって分類されたものです。

ハードメイプルとは、サトウカエデ、つまりメープルシロップの原料です。木材としての色は灰色がかった黄褐色。
日本ではこんな感じで、鉢植えやプランターで販売してますが、シロップを採取する時はこんな感じです。何この膨張率(←成長って言え
衝撃に強く、野球のバットやボーリングのピンなどに使われますが、比重は0.7と重いのでギターのボディ部分にはとても使用できません。なお、バーズアイと呼ばれる木目が現れるのは、このハードメイプルです。
ちなみに、この木の葉はカナダの国旗にデザインされています。言うまでも無く、原産地はカナダとアメリカ北部。

対してソフトメープル。レッドメープル・シルバーメープル・ボックスエルダー・ビッグリーフメープルなどの総称。定義は「ハードメイプルより25%柔らかい事」。なんだかとてもいーかげんだと思うのは俺だけですか。
色は明るめの黄褐色から赤褐色。虫食いに弱い。柔らかいから加工はしやすい。その分、若干サステインが伸びない(多分、聴き比べても分からないであろうという自信があります)……などの特徴があります。
比重は0.54と、ハードメイプルよりちょいと軽い。これくらいならボディ材にしても使えない事は無いと思うんだけどねえ。多分オールローズよりは軽いですよ?
なお、キルトな木目が出るのはこっちの木。私はキルトメイプルってなんか気持ち悪くてキライなんですけどね。
原産地はやっぱりカナダ、アメリカ東部と西海岸。


マホガニー

普通に「マホガニー」と言った場合、マホガニー・ホンジュラスマホガニー・メキシコマホガニーの三種を指しますが(ちなみに最高級品はホンジュラスマホガニー)実はこの三種とも、乱獲が進んだためワシントン条約で伐採禁止となっちゃってます。
そんじゃ、今現在のマホガニー製ギターはどうやって作るのかというと、必殺「似たような木になんちゃらマホガニーと付ける」という手段を使うわけです。
(GibsonやPRSあたりなら本物のマホガニーのストックがあるのかもしれませんが)

似たような木には、アフリカンマホガニー(カヤ)・サペリマホガニー(サペリ)・フィリピンマホガニー(アルモン)・ソロモンマホガニー(マトア/タウン)・チェリーマホガニー(マコレ)などなどなどなど。カヤとサペリはともかく、それ以外はそもそも植物の科が違います。いいんかコレ。まあ、完成したギターで、マホガニーを使った時と同じ使い方ができれば問題ないわけですが。
どれも大体似てるから代用品として使ってる訳でして、色は基本的に赤褐色です。が、大きく違うのは比重で、0.4〜0.8とバラバラです。あまりにも重い部分は使ってないと思いますが、なんか妙に重いSGとかあったら、それはハズレかもしれないぞ! いや、むしろレア物になるのか?

かような次第で、現在、本物のマホガニーを使っているマホガニー製ギター(ああ、ややこしい)は、少ない、あるいは皆無なのかもしれんのですが、どのメーカーのサイト見ても、Neck: Mahogany FingerBoard: Rosewood とか普通に書いてあるのな。これ以上調べようがありませんや。



次は指板、フィンガーボードです。無し・ローズウッド・メイプル・エボニー・ハカランダ、といったところでしょうか。

無し

「無し」ってどーゆーこっちゃ! とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、初期のフェンダーはメイプルネックに直接フレットを打ち込むという、ギター業界において前代未聞の珍事を行っていたのです。
いや、有名だとは思いますが一応。
メイプル指板はオイルなどで塗装されているため、フレット交換を依頼する際にローズウッド指板等よりも高額になることが多いようです(再塗装料金・または塗装を剥がさない技術料)。これは下記で説明する「貼りメイプル」でも同様です。
今でもこのメイプル1ピースネックを愛する人は多いらしく、Fender Japanでもストラトキャスターの54年・57年モデル、テレキャスターの52年・55年モデルはそんな仕様になってますね。というか、俺が欲しいです。誰かTL52-DMC/VSP下さい。


ローズウッド

1952年、ソリッドタイプのエレキギターの売れ行きを重く見たGibsonは、自社初のソリッド・エレキギター「レスポール」を発表します。レスポールのネック指板は、当然の如く、それまでのアコースティックギターでも使用していたローズウッドです。
以降、ギブソンのエレキギターの指板は、ほぼ全てローズウッドかエボニーが使用されています。

一方、上記の様にフェンダーはメイプル1ピースネックの使用により、指板を貼る工程を省いていたのですが、1950年代後半の事です。「長く使用していると、塗装がはげて汚くなってしまう」という 苦情 お客様のご意見が増えてきます。レオ・フェンダーの反対もありましたが、結局、メイプル1ピースネックは姿を消し、ギブソン同様にネックの木材上にローズウッドの指板を貼る、という仕様になります。フェンダーではこの後、60年代後半までローズウッド指板以外のギターは作られません。

ローズウッドは、新鮮な木材からバラに似た香りがするところからその名が付けられており、日本では紫檀(したん)と呼ばれています。
インディアンローズウッド、マダガスカルローズウッド、チンチャン等の種類があり、エレキギターの指板の中では、最も多く使われている木材です。
指板として使用する場合、メーカーでの塗装はせず、ユーザーがレモンオイルなどで艶出しをすることになります。
比重は0.84〜1.09と極めて重く、通常は指板以外に使われる事はありません。……無いはずなのですが、オールローズ・テレキャスターという、ボディにローズウッドを使用したという、馬鹿げたギターは存在します。オールローズが可能なら、それよりは軽いオールメイプル・ギターも作れる気がするんですけどね。作らないのは、ローズウッドほど色が変わってなくてつまんないからでしょうか。


メイプル

1960年代後半、フェンダーに「やっぱり、メイプルの色もいいよね。ローズだけだとなんか暗いしさ」的な要望が増加。フェンダーはメイプル指板を復活させます。
とはいえ、1ピースネック用のラインとローズウッド用のライン、2種類に分けるのも手間ということで、ネック部分は共通、上に貼る指板のみを変更する方法をとります。このメイプルネックを1ピースメイプルネックを区別するため、「貼りメイプル」と呼びます。
1ピースと貼りメイプル、多少の音の違いはあるのでしょうが、ほとんどの人は区別できないでしょう。
これ以降、フェンダーはストラトキャスター/テレキャスターにローズウッド指板・メイプル指板の2種類のモデルを用意するようになります。


エボニー



ハカランダ




※以下、更新予定……あくまで予定


posted by ImpactDrill at 08/11/24 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器
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