- 続報1…製作過程
- シリコンで型取り、クリアパーツの磨き……等の、
ESP以外のギターとは一切関わりが無さそうなワードが並ぶ中、13〜14の工程で「弦張り作業」という言葉が出てきます。う〜ん、しかしまあ、この段階で弦を張られてしまった日には、弦がヘタって来た時の交換時にほぼ全分解しなくてはいけませんな…… - 続報2…予約開始
- 開始されました。音については全く触れられていない所を見ると、やはり音は出せないのだろうなあ……音が出したきゃ、同じ金出して数万お釣りの返ってくる
Gibson CUSTOM SHOP Historic Collection 1957 Les Paul Custom ”Black Beauty”Vintage Original Spec(←長い)でも買っとけという事でしょうか。いや、どっちも買えねえどころか、価格が一桁小さくても無理なんだが。
しかしこの素材のところ。烈雷・雷轟:FRP、ABS、PVC、レジンキャスト、磁石、アルミニウム、ステンレス、真鍮、ベース弦
ベース弦て。音撃弦、ギターっぽく見せといて実は6弦ベースだったのか疑惑。まあ、実際のところは、ギター弦だと色塗っても目立たないから、太いベース弦(1.05とかか)使って、弦楽器であることを目立たせた、というのが正解なんでしょうけど。ううむ、値段が値段だから色々と期待しちゃったではないか。これは早急にFAQのページとか作るべきだと思うな。
2009年08月02日
ギター……なのか? 続報
2009年08月05日
EB-3の改造(失敗編)
EB-3のヘッド落ちをどうにかすべく、ストラップピンの位置を変えてみるテストその1ー!
なんで「その1」なのかというと、まあ失敗したからなんですが。
ストラップピンは通常(ストラト・テレ・レスポール・プレベ・ジャズベ etc...)、向かって左側のツノ(もしくはカッタウェイが無いのでそのまんまの場所)に打たれているわけですが、SGやフライングVの場合はツノが細いだの、そもそもツノが無いだのの理由で、ネックとボディの接合部の裏の部分に打たれています。もちろんSGベースであるところの、EB-3も例外ではありません。
↑EB-3のストラップピンの位置
ストラップピンがこの位置にあるとどんな不都合があるかと言いますと、SGの薄い 軽い、ぺったんこ萌え なボディと相まって重量バランスが崩れ、ヘッド側の方が重くなっていわゆる「ヘッド落ち」という現象が起こってしまいます。
ギターを構える場合、ストラップの長さでギターの位置や角度を調整し、左手を添えていない場合でも弾いている状態と同じ状態で静止するのが望ましいとされています。が、「ヘッド落ち」の状態になると、左手をネックに添えていないとズルズルとヘッド側が重力に引かれてしまい、逆さまになってしまうのです。
これは、初期SGには「マエストロ」と呼ばれる板バネ式のビブラートユニットが標準装備され、ユニットの重さのためにバランスが取れており、ヘッド落ちにならなかったというのに、サクッとビブラートユニットを取り外してしまったからではないかと言われています。どうもGibsonは後先考えずに設計変更をしてしまう事が多いように思います……この思い切りの良さがGibsonの魅力でもあるのですが。
↑今でも板バネ式ビブラートユニットを装備している Gibson Angus Young Signature SG
↑対照的に物凄くヘッド落ちしやすそうな Gibson 2009 Limited Run Series Holy Explorer と Gibson Guitar of the Month The Holy V
そんな訳で今回の改造は、ヴィンテージ品のマエストロを入手、改造してEB-3に搭載する、という神をも恐れぬ所業を行う訳も金もなく、ストラップピンの位置を変更すると同時に、折角の機会なのでストラップが物凄く外れ難くなるというロックピンを試してみました。
ロック用のストラップピンは各社から割と結構な種類が出ています。とりあえず一覧など。
メーカー 名称 |
ERNIE BALL Strap Lock |
GROVER Quick Release Strap Locks |
JIM DUNLOP STRAPLOK |
PEAVEY Super Straplock |
SCHALLER SECURITY LOCK |
---|---|---|---|---|---|
画像 | ![]() ![]() ![]() |
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定価 | オープン価格 ニッケル<ブラック<ゴールドの順で高い |
クローム・ニッケル:2,310円 ゴールド・ブラック:2,940円 |
ニッケル ブラック |
ニッケル (サウンドハウスでの販売価格) |
ニッケル・クローム・サテンクローム:2,625円 ブラック:3,360円 ゴールド:3,885円 |
特徴 | エンドピンに押し込むタイプ アーニーボールのロゴ入り ストラップ側の左右のボタンを押しながら外す、クイックリリース式 |
エンドピンに横からはめ込むタイプ 要スパナorメガネレンチ(ナットを使用するため) |
エンドピンに押し込むタイプ 写真・価格は、普通のストラップも使用できるデュアルデザイン(ワイドフランジ)タイプのもの(他にスリム・ワイドエッジ・内蔵の3タイプがある) ストラップ側中心のボタンを押しながら外す、クイックリリース式 |
JIM DUNLOPのワイドフランジタイプのパッケージ違い。中身は全く同じ | エンドピンに横からはめ込むタイプ 要スパナorメガネレンチ(ナットを使用するため) この手のパーツでは一番人気っぽい |
まずはストラップ側にパーツを取り付けます。
ここは、「STRAPLOK」で検索をかけると、Jim Dunlopオフィシャルよりも上に出てくるIkakoo Gathering様の記事を参照して頂いた方が確かかと。マニュアルのコピーもありますし。ちなみに、PEAVEY版はマニュアルが付いていません。本家Dunlopのマニュアルもパーツをどの順番で挟むか、という事しか書いてないですが。
違うのは、私はCOMFORT Strappのギター用ロングを使っているのと、説明どおりに端を折り返して使っている点でしょうか。なお、COMFORT Strappには、ベース用ショートといのがありますが、この背の低い私(158cm)が使ってさえ短いと言うほどの短さですので、誰にもオススメできません。ましてやEB-3のようにピンが背面に付いているタイプには、ロングでも短い人がいるかもしれません。なにしろ私がロング使ってピッタリだったので(ぉ
それと、このストラップのギター用/ベース用というのは、幅が違うだけです。よほど重たいベースで無い限り、ギター用を使っても全く問題はありません。ちょっとしなるぐらいですね。
で、パーツを付ける際の注意が一つ。ストラップに固定するために最後にはめるパーツ(マニュアルの5番)は、指だけではめようとするとかなり苦労します。↓の写真のようにラジオペンチを使うことをオススメします。ちっこいパーツなんで、力が込めづらいのよ……
どのロックピンでもそうだと思いますが、ギター側に付け替えるピンのネジは、元々付いている物よりも若干太く長くなっています。ネジがすっぽ抜ける事を危惧しての事だと思います。
長さだけで比較するとそうでもありませんが、元のネジはピンの頭の方で止まっているのに対し、ロックピンの場合はかなり奥の方でネジが止まる事になります。
このPEAVEYのロックピンの場合は、1cm近く奥までネジが到達する事になります。気にせずドライバー強引に回して押し込みましたが。大事ななギター/ベースにロックピンを装着しようという人は(太さはまだしも)長さには要注意です。ハンドドリルなどでネジ穴をちょっと深めにしておくと良いでしょう。
EB-3の下部のピンは強引にねじ込む事でどうにかしましたが、本題は裏側のピンの位置を変えることでして。
まずは結果の写真から。
この位置にネジ穴を開けて、STRAPLOKのロックピンをねじ込みます。
さて、やっとここでドリルの出番。自分のハンドルネームにまでしておきながら、今まで1回も工具としてこのブログに登場しておりません(多分)。
とりあえず2mmのドリル刃で穴を空ける……んー、まだネジの太さには足らない感じ。でも強引にねじこむ!、とかやってたらネジ穴周辺の塗装が(数ミリですが)ピキピキと割れてきました!うわ、やば。急いでネジを引っこ抜いた。
3mmの刃で空けなおし。ん、塗装は割れない、これでいけるな、と思ってピンが固定するまでねじ込んだ訳ですが、今考えると強引過ぎ。3.2mmの刃で空けなおすべきだったと思う。まあ、広げ過ぎてもネジが抜けやすくなってしまうので難しいところですが。
これでストラップピンの移設、及び、ロックピンへの変更作業、終了でございます。
さて、結果はどうだろう……と、ストラップをEB-3に差し込み、構えてみたところ!
……やはり逆さまになるEB-3。こんなはずでは。
以前、SGのピン位置をこの位置に変えてヘッド落ちを回避している方のサイトを見た事があるのに、何故だ。と、その時に気づいたのは、あの位置にピンを変えて上手くいってた方。あの方のSGはギターであったと。
ほとんど重さの変わらんボディに、243/4インチのネックが付いてるのと、34インチのネックが付いてるのじゃあ、重さのバランスも違うよなあ、そりゃあ……
えー、最初に気づけという改良失敗の顛末でした。まあ、ストラップが抜けなくなったからいいか。ライブとか出切る訳じゃないし、立ってベース使う必要性なんか全然ねえけど。
2009年08月08日
週刊PLAYTECHニュース(09/08/07)第8号
なんとか書く事があって御の字というか、週刊止めて隔週とかネタがあったら書く方が良くないかと思う昨今でございます。
- ギター
-
公式発表ではありませんが、ストラトキャスタータイプのST250、テレキャスタータイプのTL-250に新型が出ている模様です。
サウンドハウス上の写真ではカラーによって新型・旧型が入り混じっていますが、新型の写真が使われているからといって、注文すれば必ずしも新型が買えるとは限りません。注文時にサウンドハウスに問い合わせてみる事をオススメします。
ではまずST250から。
旧型の例:ST250 Black
新型の例:ST250 Pink
2chのPLAYTECHスレから情報を引用します。
- ペグがロトマチックタイプに変更
- 3,4弦用のストリングガイドが無くなり、1,2弦用のみに変更
- ストラップピンがより抜けにくい形状に変更
- ピックガードが1プライ→3プライに変更
- ボディシェイプがスリムになり、本家に近づいた
- フレットがミディアムジャンボのような感じ。処理もキレイに
- (ローズウッド)指板がキレイに
- ザグリは弁当箱のままだが、加工がキレイに
次にTL-250
旧型の例:TL-250 Metallic Red
新型の例:TL-250 White
こちらも基本的にはST250と同様の変更が施されている模様。
テレキャスらしい変更点としては、フロントピックアップがピックガード固定ではなくボディ固定になっています。個人的にこれはピックガードの変更がしやすいので嬉しい変更ですね。
これらの変更についてはマイナーチェンジに過ぎないため、公式発表は無いのではないかと思います。
該当のギターの写真が全部切り替わったら、完全に新型に切り替わったと思って良い……のかな? その暁にはメイプル指板のテレキャスが1本欲しいですね。何本テレキャス買ったら気が済むのか自分でも分かりません。
- ベース
- 山の不動
今週のOTOYA MOVIE、1本目はTL-300 Thinlineです。
PLAYTECH TL-300 Thinline (Mahogany/Natural/Transparent Red) 各15,800円
この動画は前回のPLAYTECHニュースを書き込んだ直後(土曜日)にはアップされていたんですが、今週ネタが無かった時のために取っておいた物ですw
しかしなんですね、ST250とTL-250を取り上げた後だと、5桁ってだけですげえ高く見えるというのは(汗
続いて、以前ここでも取り上げたギターアンプ、JAMMER G30FXです。
PLAYTECH JAMMER G30FX 11,800円
しかし、保存しておける領域が6個ってやっぱり少ない気がするんだが……アンプ&マルチエフェクターとして見ているからかね。
以下適当に
- ST250のペグが変わった件で、元のペグのタイプの名前を知らなかったので調べていたのです
- 良く見る形の割に、GOTOHやALLPARTSは出して無いし、そもそも名前も分からないし、調べるのは困難だった次第ですが
- やはり困った時にはあの店であろう、という事で、Stewart-Macdonaldへ
- そこで分かった衝撃の事実
- 名称:Economy Covered Gear Tuners。そのまんまです! 捻りがこれっぽっちもありません!
- で、まあ、全てを理解した訳ですよ。良く見るタイプ→俺は安ギターばっか見てる、GOTOHやALLPARTSが出してない→わざわざ安っぽいペグに交換する奴はいない、名前が分からない→Defaultとかじゃねえのw
- 確かに、しょっぱい作りだなあとは思っていましたが……
- それはそうと、値段が高かったんで紹介しなかったOTOYA MOVIE「ZENN ZDFP-Custom」というのが今現在最新であるのですが、ZENNの紹介は全部こなしているのではないかという「♪ギターを〜買うなら〜、音家〜」オヤジですが、今回はノドの調子が良くなさそうです
- 風邪など召されぬよう、御自愛の程を。って、ここに書いても仕方ないよなあ
イケベ楽器でギブソンのレアモデル特集実施中!
タイトル通り、ギブソンのレアモデル特集実施中でございます。
いきなり、田舎のヤンキーが持ってる刺繍入ったサイフの様なレスポールが登場(汗
Gibson CUSTOM SHOP LIMITED 1968 Les Paul Custom “DRAGON”
これは良い! 色が爽やか! P-90が2丁! ブリッジテールピースだから下半分が空白まみれ!(←ぇ
Gibson CUSTOM SHOP Limited Historic Collection SG-Special /Kelly Green
そうそうそう、こんな感じ。SGはこの板バネ式ヴィブラートユニット・マエストロがあってこそピシッと締まる。あとはスモールピックガードでカンペキ。まあ、色はどうかと思うんですけどね……
Gibson CUSTOM SHOP Limited Custom Collection SG-Standard Pink&Gold Sparkle
こちらもロングマエストロ搭載の1本。いや、逸品。初代のFirebirdよりもだいぶ「なで肩」の印象。この色にはゴールドよりもクロームのパーツが良く似合いますね。
Gibson CUSTOM SHOP Limited Historic Collection 1965 Firebird V/Pelham Blue
Gibson版カジノとの売り文句のES-330。ありがちと言っては失礼だが、この際チェリーレッドとサンバーストはどうでもいい! ブルーが死ぐほどカッチョ良い!
Gibson CUSTOM SHOP ES-330
先ほどのSGのスパークルカラーにはダメ出しした俺ですが、このレスポール・スペシャルDCのレッド・スパークルは美しいと言う他無い。シェイプも好き。一見してチェリーレッドに見えるが、良く見ると煌びやかなスパークルというのが実に良い。
Gibson CUSTOM SHOP Limited LP-Special DC/Red Sparkle
キルト・イグアナ・バーストという物凄い名前のカラー。エレガントとはとても呼べないが、俺としてはウルトラQ-SGと予備隊、もとい、呼びたい。
Gibson CUSTOM SHOP Custom Collection SG Elegant Quilt/Iguana Burst
キルト・ブルー・バーストはレッドやイグアナとは打って変わって、深海の様な落ち着いた青。キルトメイプル嫌いの私でも美しく感じます。
Gibson CUSTOM SHOP Custom Collection SG Elegant Quilt/Blue Burst
はぁぁぁぁぁぁぁぁ、濃厚でした……
私がギブソン・カスタムショップ製の製品を手にすることは一生無いと思いますが、見るだけでも楽しめるギターというのは良い物ですね。
なお、「※各モデル1本のみの入荷となりますので、売り切れの際はご容赦下さい。」との事ですので、お買い上げの方はお早めにどうぞ。お買い上げの人、いるのかな?w
2009年08月27日
てきとー刊 PLAYTECHニュース(09/08/27)第9号
PLAYTECHニュース第8号でーす。なんだかもうてきとーに書く事にしましたー(←前と同じじゃねーのか?
まあ、今回は色々あったんですが、帰省していたもので更新できなかったというか更新が面倒だったというか。
さて、8/21にPLAYTECH期待の新製品がついに発売となりました!
PLAYTECH PTR450 (Black/Metallic Blue) 各12,800円
ボディはホワイトウッド、ネックはメイプルのボルトオンで24フレット、指板はロードウッド。ピックアップはHSH配列の5Wayスイッチ切替。ブリッジはストラトモデル同様にシンクロナイズドトレモロを使用。
……ってさあ、これって7弦フロイドローズが出る前に売ってたモデル(2007年頃)の再販じゃねえのか。
当時売ってた時はカラーがブラックだけで、今回はメタリック・ブルーが追加されているわけですが、これが何故か数日前まで価格が15,800円となっていました。さらに、発売から一週間を数える今となっても、商品リストに存在しておりません。なんなんだ。
それにしても。なんで7弦フロイドが15,800円で出せると言うのに、6弦ギターにフロイドが搭載できんのかな。PLAYTECHのバリエーションは謎であります。
プレテク秋の新製品はムスタングだのサイクロンだの、いやジャズマスかジャガーだとか、ここでレスポールJr.の投入に違いないだのとPLAYTECHスレで語っていたのはなんだったのかね……
続いてOTOYA MOVIEの新作。
まず、まさかのミニストラトタイプ、ST025です。他にもっと紹介すべき製品があるんじゃねーかと思うんですが……
PLAYTECH ST025 (Pink/Black/Red/Yellow/White) 各5,980円
もう一個。こちらは割と紹介が待たれていたアクティブベース、EBFシリーズです。
PLAYTECH EBF-304/305/306(4弦,5弦,6弦) (Natural/Trans Blue/Trans Red) 各4弦→17,800円、5弦→21,800円、6弦→25,800円
えー、まあ、今後はこんな感じでてきとーに書いていこうと思います。一応、週一くらいでチェックはしていくつもりです。