2009年02月07日

帰ってきたマンガの中のギター

毎度おなじみ(←ぇー)流浪のコーナー「マンガの中のギター」でございます。

最後に更新したのが2007年07月24日……しかも、「あいこら(6)」の濃ゆいネタをやりますという次回予告までしておいてその後シカトこく、というロクでも無い事をしていますね。いや、今回も「あいこら」ネタでは無いんですが。

はい、今回取り上げるのは、現在大好評連載中の「絶対可憐チルドレン」!……の、椎名高志の出世作「GS美神 極楽大作戦!!」9巻よりのネタでございます。
今、楽天ブックスで出版日観たら1993年10月だった(汗 16年物です。しかし、今読んでも面白いってのは凄い。

椎名高志作のギター画はこちら
GS美神 9巻より

変わった服装ですが、おキヌちゃんです。
上は黒い服に十字架とメタルっぽく、下は破れたジーパンとパンクっぽい感じですな。

ギターについてはヘッドが半分隠れているので、メーカーロゴが見えません。もっとも、「絶チル」の中でも「コメリカ合衆国」なるアヤシゲな国名を出す著者の事ですから、描いてあったとしても"Hender"とか"Gobsin"などという、70〜80年代の国産ギターメーカーの様なエセっぽいロゴであろう事は想像に難くありません。

ベースとなっているのは間違いなくストラトキャスター。
ヘッド形状自体はどう見てもFender系。1,2弦にストリングガイドが付いている、トラスロッド調整用の穴が見えるなど、丁寧に描かれています。

右手でちょっと見えづらいですが、コントロールは多分1Vol, 2Tone。PUセレクタはヤケに長いので、タップを含めた7Wayかもしれません(←ねーよ
トレモロアームが装備されているのは分かりますが、ブリッジが見えないのが惜しい。描くのが面倒だから省略したのでしょうか(穿った見方をし過ぎかな?)。

ピックアップはSSH配列で、全てボールピースではなくバータイプという珍しいチョイス。ネジ位置からしてハムPUにはエスカッションが使われていますが、これもSSHストラトとしては珍しいですね。

ボディにはエルボーカットまでわざわざ描いてあり、あ、この人ちゃんとストラトの形知ってるな、と思わせます。


……さて、ここからはダメ出し。上から行きましょうか。

まず、ヘッドのストリングガイド部分。1弦と2弦が絡まっています。トレモロ使用時のチューニングのズレが心配、というか、最悪弦が切れちゃいますぜ。

続いてネック。ナットが無いように見えます。1フレットがあるのかな。モズライト製っつーか、寺内タケシ用なんでしょうか。
さらに、ここが一番惜しいところなんですが、フレット間隔が全部同じです。どんなチューニングか。同様に、ポジションマークの位置も奇妙です。3,6,8,10,12,14,16,18,20にポジションマークがあり、12フレットにあるべきマークは14フレットに描かれています。

ボディ。カッタウェイがカットし過ぎ。ほぼボディ上部全体を覆うピックガードも相まって、これではまるでSGです。
さらに言うならば、このネックとボディの長さ。これベースなんじゃねーか、とか。
あと、ナット部分からブリッジまで弦幅が一定で平行線になってるとか。指の短い私としては、この仕様はちょっと使ってみたい感じ。

細かい所までこだわって描こうとしているだけに、ネック周辺とかその辺がすげえ惜しいですね。一見したところの出来は良いと思うんですが。


それはそれとして、「絶チル」から入った人は「GS美神」も読んどけ。面白いから。3巻くらいまでちょっと絵が安定してなくてアレですが(ぉ



次は「20世紀少年」の、ケンヂのテレキャスでも取り上げてみたいところですが、T.Rexインスパイアなマンガで間違ってる点があるとも思えないのでパス。ネタになりそうだったらやります。


posted by ImpactDrill at 09/02/07 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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