2008年05月01日

諸君、私はこの邦画が大好きだ



というわけで、私の大好きな映画。まずは邦画、実写編でございます。

ゴジラ (本多猪四郎・円谷英二 1954)

それまでイベント的映画しか見ないタイプの普通の人だった私を変えた、記念碑的作品。いや個人的にだけど、日本映画界にとっても記念碑的作品だった事は間違いないでしょう。
それからこのシリーズが50年以上も続き、シッポ抱えて空飛んだり、息子が産まれてぬいぐるみそのものが登場する映画が公開されたりするなんて、当時の人は夢にも思わなかっただろう。

用心棒・椿三十郎 (黒澤明 1961, 1962)

「生きる」も「隠し砦」も「生きものの記録」も「七人の侍」も好き。
しかし、とことんまで面白さを追求したこの二本の映画にはとても敵わない。大好きだ。
あと、たのむから黒澤映画のリメイクとかしないで下さい。お願いだから。

太陽を盗んだ男 (長谷川和彦 1979)

もしも、原爆を作ることが出来たら、一体それをどうするのか。この映画の主人公の理科教師はこれと言ってすることがなく、プロ野球のテレビ中継を試合終了までやれ、ストーンズを来日させろ、と確固たる目的の無い空虚な欲望を云々……
などと当時のシラケ世代(←合ってますか?)と絡めて語られてしまったりするこの映画ですが、とにかく面白いんす。小難しい心理学なんぞどうでも良く、とても面白い娯楽映画です。
黒澤明の映画もそうなんだけど、すげえ面白いのに難解だと思われてる映画が多いのは実に惜しい。

ガメラ2 レギオン襲来 (金子修介・樋口真嗣 1996)

この映画が出て一番嬉しかったのは、やっと特撮マニアでない普通の人に勧められる怪獣映画で登場したってことだ。
(上記の、初代『ゴジラ』も勧めたいんだけど、白黒ってだけで敬遠する人もいるからね)
冷やかし半分で見に来ている観客が草体を破壊するシーンで息を飲み、静寂に包まれた映画館にガメラの足音が聞こえた瞬間……何故か「見たか! すげえだろ!!」と自分で作ったかのような誇らしげな気分になったものです。
なお、私はこの作品を映画館で7回観賞しました。飽きないんだよなあ、札幌の草体炎上も、仙台消滅も、ガメラ復活も、巨大レギオンの容赦ねえ攻撃も、ラストのアレも。何もかも、素晴らしい。

DEAD OR ALIVE 犯罪者 (三池崇史 1999)

恐ろしくスタイリッシュで残酷。そして一回でも見た人は二度と忘れられない日本映画史上に残る結末。
できるだけ事前情報を入れずに見て欲しいので、多くは語りません。いいから見てください。とにかく。

ジュブナイル (山崎貴 2000)

ゴジラが死に、ガメラが最後の闘いに挑み、次に出てきた特撮映画は……スマップの奴が主人公だとぉ!なめてんじゃねえ!!
などと思っていたのも今は昔。香取慎吾の役柄も演技も良かった。山下達郎の主題歌も素晴らしかった。プレステのコントローラでロボットを操縦して戦闘! あああああ、なんで映画館で見なかったんだよ俺。
なにより、藤子・F・不二雄で育った人間の心に響くストーリー。泣ける。
唯一の難点はDVDの値段が高いことか。邦画はみんなそうだけどね。



次回は洋画のジャンルムービー編の予定です。なんで小分けにするかと言うと、6〜10作しかくるくるウィジェットで使えねんだ。
posted by ImpactDrill at 08/05/01 22:47 | Comment(1) | TrackBack(1) | 映像

2008年05月03日

諸君、私はこのホラー映画が大好きだ


洋画(ジャンルムービー編)にしようと思ってたんですが、どうしても入れたい邦画のホラーが一本あったのと、ホラーだけに絞らないと10本をはみ出てしまうのでこのようなカタチで。


ナイト・オブ・ザ・リビングデッド (ジョージ・A・ロメロ 1968)

ゾンビ映画の金字塔。これと↓の『ゾンビ』でロメロ信者になった人は多かろう。
他ならぬ私もそれなワケですが。
初っ端、そこらへん歩いてるオヤジがいきなり襲ってくるだとか、襲ってきたゾンビをバールのようなものの一撃で倒しちゃったりする様には大変カルチャーショックを受け、かつショッキングなものでございました。
息が詰まりそうな展開のラストの無常観。これが最高です。間違っても「最終版」などは見てはいけません。目が潰れますぜ。
『ゾンビ』以降の特殊メイク(まあ、残酷描写ですわな)を担当しているトム・サヴィーニが『ナイト・オブ〜』をリメイクした『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀』はこの本編を見終わった後見てみると良いでしょう。女性って強くなったんだなー。

ゾンビ (ジョージ・A・ロメロ 1978)

で、その『ナイト・オブ〜』の続編。(正式な続編は『バタリアン(リターン・オブ・ザ・リビングデッド)』だが、まあ気にすんな)
ショッピング・モールの中からゾンビを掃討し、モールの店の数々からありとあらゆる物をかっさらい、悠々自適かつ荒んだ生活には誰しもが一度は憧れた事かと思います。思いなさい。思え。
(その夢を叶えてくれたのが我らがカプコン様の『デッドライジング海外版)』ですが、ロメロ御大だか映画会社と裁判やってるとか。なんだかなー、いいじゃねえか、宣伝だよ宣伝)
(どうでもいいですが、国内版と海外版のジャケの違いがスゲエ)
そのステキ生活をブチ壊しにするのもやはり人間です。件のゲームでもゾンビに喰われるよりも、おサイコな人間様に撃ち殺される方が圧倒的に多いです。
こちらとしてはステキ生活のまま終わって貰っても良かったんですが、やっぱりあの生活は崩壊しないとお話にならんのです。
『ナイト・オブ〜』とはまた違う無常観漂うラストも良い。聞いた話では、吹替版のラストの訳し方がすごいとか。見たい人はニコニコとかYouTubeで探してみて下さい。
ちなみにこの作品、バージョン違いがやたらあるのも有名です。前に詳しく書いたのでこちらへ。

遊星からの物体X (ジョン・カーペンター 1982)

漢臭さと絶望感を描かせたら世界一のジョン・カーペンター監督の、漢臭さ・絶望感共に高レベルの作品がこれであります。なにしろ舞台は南極基地、登場人物は男のみ。(しかも一人はカート・(スネーク)・ラッセル)
犬がキシャー!とか、心臓マッサージでズギャー!とか、ビビらせがかなり重要とも言える作品なのであまり詳細は書かない事にします
……が、ラストシーンの最高に美しい絶望感は必見。どちらにしても滅ぶしかない男二人が酒を酌み交わす。最高の絶望感を味あわせてくれます。
音楽もミニマルなベースサウンドが絶望感を引き立ててくれます、が、音楽でラジー賞取っちゃってんだよな。分かってねえよまったく。

死霊のはらわた1, 2 (サム・ライミ 1983, 1987)

はい、これまでの3作品を吹き飛ばすバカ・スプラッター・ホラーであります。
2は1の実質リメイクとも言えるので(1の見せ場は2の初っ端15分くらいでやっつけます)、1は見なくても良いとも言えますが、やっぱり見るなら1からでしょう。
ちなみに3(キャプテン・スーパーマーケット)は買ったものの、世間の評価があまりにもアレなためまだ未見でございます。
そんなサム・ライミ監督も今ではスパイダーマンでドル箱監督、彼もまた特別な存在だからです(えー

ブレインデッド (ピーター・ジャクソン 1992)

『乙女の祈り』『指輪物語 三部作』で評価を上げに上げまくったものの、「キング・コング」で制作費を湯水の如く使い、なんだかアレな感じの評価になってしまったピーター・ジャクソンの出世作。まあ、この頃からアレゲ監督だったわけですが。
特筆すべきは、「お前らスプラッターマニアは、とにかく血が見れりゃいいんだろぉぉ! 血をよぉぉぉぉ!!」と言わんばかりの出血大サービスっぷり。
血の出ていないシーンの方が少ないほどですし、ラスト一時間は血の出ていないシーンがありません。
先ほど『ゾンビ』で書いたゲーム『デッドライジング』ですが、あれ、器は『ゾンビ』だけど中身は『ブレインデッド』だよなー。芝刈り機も出てくるし。
この傑作というか怪作の惜しい点は、「手に入らない」というどうしようもない点です。AmazonのマーケットプレイスではDVDが\34,000からだってさ。馬鹿か。映画会社の陰謀かなんかですか?
なお、私は中古のレンタル落ちVHSを\300で買いました。あと、海外では普通にDVDが売ってます。タイトルはDead-Alive。リージョン1対応のDVDプレーヤーは今やマニアの必須アイテムです。一緒に購入しましょう。

マウス・オブ・マッドネス (ジョン・カーペンター 1994)

ジョン・カーペンター監督の得意技「絶望感」を極限にまで引き上げた超傑作。見てない人は見て下さい。特にクトゥルフが好きな人には感じ入るところがあるようです。私は「インスマスを覆う影」しか知りませんが。
特に素晴らしいのがファーストシーンとラストシーン。ラストシーン30回は見た。

「ノットリアリティ!」
「ノットリアリティ!」
「ノットリアリティ!」
「ジス・イズ・ザ・リアリティ…」
ぷひー(鼻笛)あっはっはっはっは!、アハハハハハハハ!、(一瞬だけ息を詰まらせ)、アーッハッハッハッハッハハハハハハ!!!
(ギター)ずんずんずんじゃーらー、ずんじゃららーら、ずんずんずんじゃーらー、じゃ、じゃじゃじゃー!!

もうね、顔中の穴から血が出そうなほどカッチョ良いです。こんなカッチョ良い絶望感溢れるラストは他で見たことがありません。

リング (中田秀夫 1998)

平日の空いた映画館の最前列で観賞し、10日間ほど頭から恐怖感が消えませんでした。
「今まで見た映画の中で一番怖かったのは何?」と聞かれたら、いまでも『リング』と答えます。
怖かったシーンを無理やり上げると、リングビデオの内容→電話、揺らぐポラロイド写真、井戸の中の爪。
すいません、今書いててまだ怖いことに気付きました。「日本人を一番怖がらせる事が出来るのは日本人」昔からずっとそう思っています。
もっとも、『らせん』『リング2』がつまんねー映画だったり、『ループ』がトンデモ小説だったおかげで、だいぶマシになってきてはいるんですが。
あと『リング2』の中谷美紀は最高にかわいかった(←聞いてません

フレディvs.ジェイソン (ロニー・ユー 2003)

スラッシャー映画好きな人がこの映画を見てない訳がないんですが、まあ一応感想など。
エルム街、鉤爪、ナタ、クリスタル・レイク、イチャつくカップル(←当然死ぬ)、全裸女、処女、オタク、バカ……およそあの手の映画で思いつくものは全部ブチ込んであります。
そのお約束を踏まえた上で、フレディとジェイソンが真っ向から対決! これで燃えなきゃ何で燃えると言うのか。
早いとこ、『死霊のはらわた』でも『ハロウィン』でも『悪魔のいけにえ』でもいいですから魔獣合成して『フレディ・ジェイソン・誰か 2 三大怪物総進撃』を作って頂きたいものです。
監督・脚本は自棄糞気分でトビー・フーパー! いや、ここはひとつピーター・ジャクソンというのもアリか。どのキャラクターにも愛着が無いと言い張るロニー・ユーに続投がベストな気もしますが。


ソウ (ジェームズ・ワン 2004)

4まで出ちゃったんだし、ネタバレしても問題無さそうではありますが、まあ一応伏せておきます。
1のすごいのは純粋性というか極限まで削ぎ落とした内容で、無駄な部分がまるで感じられないってことです。(まあ、シンプルさでは『CUBE』の方が上ですが)
事前の宣伝で「『SEVEN』 meets 『CUBE』」などと書かれていましたが、まさにその通り。双方の良い(怖い)部分だけを抜き出して完成させたような(念の為、パクってると言ってるわけではないです)。
うむ、やはり詳細を語らずに感想書くのは難しいね。劇場で一回見ただけだし。とにかくスゴいので、見れ(←それかよ

※『ソウ』はホラーじゃなくてサスペンスだろ! と、指摘を受けたので訂正


posted by ImpactDrill at 08/05/03 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映像

2008年05月11日

空の殺人狂フィールド風景 クローバー境界俯瞰時代

そいえば最近見た映画について書くのを忘れてたのでちびっとずつ。


殺人狂時代 (チャップリンでなくて岡本喜八の方) (DVD観賞)

仲代達矢の前半のトボケっぷりと後半のギラギラした眼、天本英世のキチガイっぷりが何よりの見所。
あと、『時計じかけのオレンジ』のコロバ・ミルク・バーのような精神病院内部。どんな病院だw 放送禁止用語も飛び交い、地上波での放送は無理でしょう。
ところで、ずっとこの映画を「天本英世が立ち食い蕎麦食った後、大型トラックでどっか突撃してさんざん轢き殺すファーストシーンの映画」だと勘違いしてたんですが、左記の映画って何でしたっけ? それとも何か混ざってたり、私の妄想の産物だったりするんだろうか。

「空の境界」 俯瞰風景

映画館で観賞。私の住んでるとこでは今上映してるんです。ほっといて下さい。
何の予備知識も持たずに行ったところ、いやー、何もわかんねえ事この上なし。そもそもホラーなのかサスペンスなのかファンタジーなのかSFなのかも分からないという有様(←私の脳が
ボルヴィックで一杯の冷蔵庫を見て「お前はレオンか(あっちは牛乳だけど)」とツッコミをいれる程度しか私にできることはありません。
ビルと雨の映像がすんごいキレイでした。褒めてんのかなこれ。

明日第二話を見に行く予定です。行くのかよ。

クローバーフィールド/HAKAISHA (リンク先は小説版)

(以下、大量のネタバレを含みます)

掠め取られた気分だ。何故、怪獣大国の日本でこれが出来ない。この際、手持ちカメラで全編を撮ったという斬新? な方法についてはどうでもいい。

ストーリーは極めて単純。
パーティーをやっている最中に怪獣が現れ、街中を火の海に変えながら逃げ惑う人々を喰らう。
主人公達は主人公の恋人を助けに仲間3人と共に戻り恋人を助けるが、途中で一人が小型の怪獣に噛まれ、体中から血を噴き出しながら怪死する。
4人は軍の脱出用ヘリに分乗し飛び立つが、一台が怪獣に落とされる。そのヘリに乗っていた3人は生きていたが、一人はカメラを撮りに行く途中で怪獣に喰われる。
主人公と恋人はカメラを持って、公園のトンネル状の遊具に隠れ、自分の身柄、何が起こったか、何が起こっているか、何が起ころうとしているかをカメラに収めていくが、その時、軍のミサイル攻撃が始まり、2人はレンガと岩に埋まる。
一本のビデオテープを残して。

斬新な点

  • 人間は怪獣を倒せない(空爆で死んだかもだが、少なくとも倒した事は示されない)
  • 主人公達は怪獣に対して何も出来ない
  • 怪獣の姿をほとんど見せていない(まあ、じっくり見たらカッチョ悪いからね……)
  • 残酷な描写等、子供向けではない

などなど

これはほとんど初代『ゴジラ』でやってたことだったりするんですけどね……オキシジェン・デストロイヤーはもう一人の怪獣とでも言えるものだし、人間が倒したとはとても言えない。
(そいえばオープニングの映画会社のトレードマークが出てくるところで重い足音が聞こえるけど、これは完全に初代『ゴジラ』だよな)
ネームバリュー抜群のハリウッド版『ゴジラ』があの体たらくで、名前すらない怪獣が大ヒットとは皮肉なものですね。

私の中で『クローバーフィールド』は正統な『ハリウッド版ゴジラ』ということになりました。いらんわあんな逃げ回るだけの巨大イグアナ。


ところで、私と友人は前から二番目の席で観賞したんですが、友人は手持ちカメラの揺れにかなりダメージ食らってました。途中で一回劇場から出てましたし。
私は『ブレア〜』もこれも平気だったんで個人差があるんでしょうが、揺れ耐性の無い方はご注意を。


タグ:アニメ 怪獣
posted by ImpactDrill at 08/05/11 02:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映像

2008年05月24日

PICマイコンはじめました

よーするにこれ(0:30くらい)作りたいだけなんですが。

現在使用中のPICは12F675。一番安かったので。
出力できるピン数は5本、って、さっきの動画のネクタイに比べてあからさまに足らないのですが。
友人に相談「汎用ロジックICを使うと良い。やや値は張るがピン4本を4ビットとして計16個のLEDを操作する事ができるそれをやるにはまず(略」

すいません、お脳が理解の範疇を超えました。これをオーバーフローと言います。巨乳娘とバカ娘の間で優柔不断な主人公に怒りを覚えるゲームを出しているメーカーではありません。

あと、点滅のタイミングがプログラム中に書いてあるので、点滅速度を変えるのにいちいちPICを焼き直すのがめんどい。
友人に相談「12F675にはアナログ入力とAD変換があったはずだ。変換後の値を点滅のタイミングに指定すれば良いそれにはまず可変抵抗のピンを(略」

ふたたびおーばーふろー。

始めたばっかりだが、AVRに乗り換えようかなー。
いまさらアセンブラ書くのもなんかやだし。あれか、COMET以来か、アセンブラなんて。
PICのアセンブラの方言はものすごい。COMETや6502(ファミコンね)が可愛く見えてくるほどのシロモノです。
posted by ImpactDrill at 08/05/24 01:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電子部品

感想は?『空の境界 殺人考察(前)』



第二話の感想を書くのをすっかり忘れていたわけですが。

まあ、キャラクターの個性や魅力だけで話引っ張ってくのもすげえよな。
で、この殺人考察の後編が最終話だってんだから、企画した奴はよほど性悪に違いない。




一応褒めてんですよ?
タグ:アニメ
posted by ImpactDrill at 08/05/24 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映像
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