これは、気の迷いか、天の導きか。
今朝到着したビザールギターの王が、目の前に鎮座している。
電気グルーヴのアルバム『ドラゴン』
このジャケットのギターが、実際に存在していると知った時から、このギターに触ってみたくて仕方なかった。
で、昨日J-guitarというサイトで見つけた瞬間に、店に電話をかけて即刻注文してしまったという次第。
価格はあえて書きませんが、とりあえず私の持ってるギターの中では一番高いということになります。中古なのにな。
では順番に見ていきましょう。
まずはヘッド部分
弦は昨日店で交換して頂いたのでキレイなのは当然ですが、このロゴマークとペグ、ピックガード(弦ガード?)に一点の曇りもないというのはどういうことか。リイシューのギターではあるけど、それでも15年くらいはたってるはずなのに。
ペグは別のものと交換したのかも、と今思いつきました。
次はボディ
スプリットPUと1〜5の五色のスイッチがこのスペクトラム5の最大の特徴です。
(スイッチの機能については、ギターショップ・マロ様に詳しく書かれています)
1はローカットでテレキャスっぽいジャキジャキした音に、5はハムを内蔵したかのような重い音になります。
この音の変わり具合が、カチカチいじってて非常に楽しいです。
モノラル/ステレオの切替もあります。理由は後述。
ピックガードがすごくキレイ。前のオーナーはあまり使っていなかったのかな?
ちっと残念なのは、バインディング部分がかなりエイジドっぽい黄色になってしまっていること。いや、元からこうなのかひょっとして。
Spectrum-5のロゴマーク
くはぁ。たまんねえ。最高にカッコいい。
位置的にジャマといえばジャマですが。
ボリュームとジャック
ボリュームポット、ジャック共に2個づつ付いていて、かつトーンポットは無いという、これもスペクトラム5の特徴。
ボリュームは1〜3弦と4〜6弦で1個づつ。ジャックも高音部と低音部を分けてステレオ化できるという仕様。なるほど、あのスプリットタイプのPUはこのためにあったのか。
んで、トーンカットはポットなんぞ使わず五色スイッチでやれ、ということですね。
ちなみにボリュームノブは高級オーディオに使われていてもおかしくない風情、シルバーの立派なものです。
これに、買いためてあったTEISCOのストラップを付けました。
シールドもテスコ、アンプもテスコに統一するべきでしょうか。
ここから先はひとり言。
フェンダーやギブソンなんかの超有名メーカーのほとんどが自社の売れていた頃のリイシューってのは切ないですね。
テレキャスやSGも好きだけども、もうちょっと進化したっていいんじゃないかな。ギターの店行って、ストラト・テレ・レスポ・SG・335風くらいしかぶら下がってないのってかなりお寒い訳ですよ。
聞けば、最初のフェンダー・ムスタングはテスコやグヤトーン等のビザールギターへの対抗策として出したって言うじゃないですか。
やっぱり、妙なモンを出すライバル会社がいてこそ、対抗して進化もするってことですかね。
だからこそ、(持ってもいないのに)IbanezやSwitchを応援したくなるのです。未来派ギタービルダー。じゃ買え? うん、冬ボーナスに期待してます。私も。
でも、ロードバイクはクロモリ極細ホリゾンタルフレーム革サドルコットンバーテープのレトロ派なんだよな…(ぼそっ
posted by ImpactDrill at 07/09/24 18:29
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